満月なのでご紹介します。

社会問題(特に動物問題)と読書のブログ

女の子の勉強のモチベーションってなんだ?

最近、そんなに勉強が得意じゃない子どもたちに勉強を教えています。

 

僕は勉強って大体はモチベーションが全てだと思っていて、動機付けさえしてあげれたらあとは彼ら自身が突き進んでいけるものだと思ってます。

 

僕自身、意外と勉強って嫌いじゃなかった

難しい問題が解けたときなんかはある種の爽快感もありました。

いわゆるゲームを攻略していく感じですよね。

イワークを倒して、ヒトデマンを倒して、最後にはカイリューを倒すみたいな。

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これはphaさんも言っていて、勉強も真剣にやってみたら楽しくなくはない。

 

学校教育って限界だわ

僕割と勉強できる方だったので学校の授業が全くわからないとかそういうことは少なかったんですよね。

でも今勉強を教えている子たちをみていると、到底授業についていけるレベルじゃない。

でも期日までに宿題はやり切らないと怒られる。

だから答えを写す。

勉強にならない。

 

ポッポを倒してないのにピジョットは倒せないんですよ。

でも学校はそれを要求するんですよ。これが難しい。

 

女の子のモチベーションってなんなの?

話は戻りますが、女の子って何をモチベーションに勉強してきたんですかね?

女の子ってカイリュー倒したい!!!ドン!!!

みたいなモチベーションじゃないと思うんですよね。

 

だからその辺りを教えて欲しいです。

 

勉強してもプリキュアみたいに可愛くなれるわけじゃないし。

 

ただ世の中の仕組みをハックするためにはやっぱり勉強は大切なので、ある程度勉強はこうだよっていうのを教えてあげたいんですよね。

 

だから本気で誰か教えてください!

 

読書という孤独を解消するためのツールとしてのオンライン図書館のススメ

僕はどうしようもなく読書が好きです。

 

音楽を語るときよりも、スポーツを語るときよりも、本について語ることが好きです。

 

「趣味ってなんですか>」

ですが「趣味ってなんですか?」とか「休みの日に何してるんですか?」と聞かれたときに、「読書です。」と答えることにためらいがあります。

この気持ちは読書家ならば共感できる部分があると思うんですよ。

 

読書が好きです。って答えてもほどんど盛り上がらないじゃないですか!

 

聞いてきた相手の反応も(・ω・`)「ほーん。」ってな感じですよ。

こっちだってそうなるのわかってるんですよ!

 

仮に相手が

( ・∇・)「自分も読書好きっす!ウィッス!」みたいな感じになっても、

( ・∇・)「好きな本は?」

僕「村上龍です。」

(・ω・`)「ほーん。」

 

とかってなるパターンがあるんですよ。

それくらい本は出版されすぎていて、読書家でも趣味が一致しない。

 

ドークショドクショドクショコドク(^O^)

だから基本的には読書は孤独

誰がなんと言おうと読書には孤独がつきまとうのは間違いないです。

読書の先に無限の世界が広がっていようと、一人で読み進めるしかないと思います。

本棚を振り返ってみても「これだけの時間を一人で過ごしたんだ。」と思うこともあります。(悲観しているわけではありません。)

 

好きな本でつながるコミュニティが今必要だ

自分で言うのもあれですが、いいこと言ってるなと思います。

読書家はその趣味を語る相手を持たず、読了後の気持ちの高まりを共有する相手を持たないために孤独です。

 

ですが好きな本が同じという千載一遇のチャンスをゲットした際には、その抑圧ゆえにとてつもない幸福感に包まれます。

読書家とはそういうものです。

だからその抑圧された気持ちが読書会を盛り上げるのだと思います。

 

だから僕たち読書家は好きな本でつながるコミュニティが必要になると思います。

 

オンライン図書館という最強のツール

オンライン図書館はいいですよ。

なぜなら僕が語りたい本しか貸し出す予定がないからです。

もちろん語り合うということがめんどくさければそこはスキップしていただいて構いませんが、よければ色々話しましょう。

だから僕のためにも本を借りてみてください。

 

今語りたい本

今とてもとても語りたい本は村上龍の『半島を出よ』です。

読書は時代を超えて楽しめるものですが、その選択肢の多さが逆に語り合う機会のミスマッチに繋がっているのかもないと感じた事例です。

『半島を出よ』では抑圧された子供たちの純粋さに心惹かれました。

 

グッバイ集中力

仕事に慣れてくると仕事が早く終わる。

 

仕事が早く終わると早く帰れる。

 

さらに仕事を早くできるようになると暇になって自分の時間がゲットできる。

 

そんな訳ない

自分の仕事なんて得られなくて、新しい仕事が舞い込んでくる。

もちろん給料は上がらない。

 

好きな仕事だったらいいんだけど、好きじゃない仕事の場合つらい。

だから常に手を動かしている。

 

新しい仕事をやるのもいいんだけど、ふと気づくときがある。

「あれ?仕事以外のこと考えてなくね?」と。

 

そんな風に仕事のときは脳みそが仕事モードになりきってしまっている。

 

集中しすぎている

もっと考えるべきことはあるはずなのに、仕事中は9割以上仕事のことを考えている。

 

思考がなかなか飛躍しにくくなっている。

 

そう思って色々考えると、僕のデスクは雑念を極力拾わないようにしていることに気づいた。

この辺りはメンタリストDaiGoの『超集中力』で学んだ。学びすぎた。吸収し過ぎた。

それくらい良書なのは間違いない。

もっと雑念にまみれよう

twitterとかYahoo!ニュースとか見ながら仕事しなくちゃいけない。

少なくとも今はそれができるくらいの時間はある。

 

というか、それが許されない環境が嫌なんだよなー。

 

みんな大した給料もらってないのに相互監視みたいな感じでlose-loseな関係を保って何になるのか。

 

 グッバイ集中力。

書きたいことをうまく表現できないときに。文章力の教室。

書きたいテーマはあるんだけど、それに論理の筋を通せないというか、テーマがあってもそのあとの展開までイメージできていないのでブログが書けない状態ってないでしょうか?

サイトの滞在時間が短く、完読してもらうような文章が書けずに悩まれてないでしょうか?

 

そういう人にオススメしたい本があります。新しい文章力の教室という本です。

 

僕がこの本を読んだきっかけは有名ブロガーのヒトデさんが紹介されていたからです。

文章を書く上での考え方とかテクニックが些細なことから根本的なことまで多く詰まっています。

 

例えば文頭一語目に続く読点は頭の悪そうな印象を与えるということ。

△さらに、その講演ではかつてのナンバーも披露して会場をわかせた

◎さらにその講演では、かつてのナンバーも披露して会場をわかせた。

 

いきなり読点を打つと、内容を考えながらしゃべっている人の口調に似てしまうからではないかと書かれています。

僕自身そんなこと考えたこともなく、しかもよく△の方の表現をしてしまうんですよ。

 

しかもこういうことって、いくらブログを書き続けても文章について研究しなければ得られません。

新しい文章力の教室は、ナタリーというメディアサイトの新人ライターのためゼミで教えられているエッセンスが詰まったものです。

つまり初心者のための本です。

 

わかりにくいところは一つもありません。

研究の対象として文章を捉えたことのない全ての人にオススメしたい1冊です。

 

 

本当に読んでほしい動物福祉関係の本ランキング

今回は、動物に関する本のうち特に動物への暴力について考えさせられる本をランキング形式で紹介します。

 

では早速紹介していきます。

 

 

4.動物の解放/ピーターシンガー

なぜ私たちは動物に対しては暴力を当然のものと考えてしまうのか?

それは種差別という種族が違うが故の差別ではないのか?

苦しむ能力を持つ対象に対しては暴力は振るうべきではないのではないか?

このようなことが哲学者であるピーターシンガーによって論理的に述べられる本です。

 

過去に紹介させていただいていますので、詳しくはは下のリンクをご参照ください。

動物の解放/この世界に溢れる種差別を知って欲しい。 - animal reading

『動物の権利運動のバイブル』と呼ばれるほどであり、この本が動物たちの地位向上に果たしてきた役割は計り知れないです。

ですので、本当に全ての方に読んでほしい1冊なのですが、過去から人が行ってきた動物たちへの暴力が凄惨すぎて、読むのに苦慮してしまうことからこの順位としました。

3.マンガで学ぶ動物倫理/伊勢田哲治

この本は生き物探偵をしている高校生が生き物に関する問題を考えていく、というストーリーであるため非常に読みやすい内容となっています。

この本をおすすめしたい理由は2つあります。

①殺処分のことや、動物実験、肉食、動物園、外来生物、イルカ・クジラ漁問題など動物倫理について網羅的に書かれていること。

②ありとあらゆる問題について、結論を急がず、様々な側面があることを教えてくれること。

例えば、動物実験の章では、欧米と比較して日本の規制の脆弱性について述べられる一方で、本当にそこまでの規制が必要なのかどうかということも問題提起されます。

動物に対する問題がなかなか解決できないのは、その問題があまりにも複雑だからであり、だからこそ様々な角度から検証する必要があることを教えてくれます。

これらの理由から、僕はこの本は動物に関する問題を考えるための導入の本として最も適していると考えています。

2.それでも命を買いますか?/杉本彩

女優の杉本彩さんが動物愛護団体の代表を務められていることを知っていますか?

この本は日本のペットビジネスにおいて、動物たちがどれだけ悲惨な扱いを受けているのかということを中心に書かれます。

そして、動物愛護団体について書かれた本でもあるので、この本を読めば過激であるという誤解を受けやすい動物愛護団体が、

何をしているのか?

何を目指しているのか?

何に対していきどおっているのか?

ということがわかります。

その上で、これから何をすべきかということも提示されます。ペットビジネス問題を考える上での導入の本としてぜひ読んでいただきたい1冊です。

1.犬を殺すのは誰か/大田匡彦

AERAの記者である太田匡彦さんが日本のペット流通がいかに狂っているかということを暴いてくれた1冊です。

僕はこの本を読むまで、動物たちがペットショップに至る前にペットオークションなるものにかけられていることを知りませんでした。

ペットオークションとは文字通り、生きた子犬たちが競りにかけられることです。ペットオークションには動物取扱業さえ取得していれば誰でも出品できる。

 

衆議院時代に複数のオークションを視察した藤野真紀子さんは、こんな印象を受けたと話す。

「命をモノのように認識し、モノのように扱う場。生まれてすぐの子犬があのような形で人目にさらされ、親兄弟と切り離されていいくペットオークションというシステムは、一般人の感覚では受け入れがたい。」

ペットオークションの何が問題かというと、出品の敷居が低いので子犬工場を運営するような悪徳ブリーダーの資金源となって、幼い子犬が流通する舞台となり、トレーサビリティの障壁にもなっているからです。

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ペットショップの半数以上がペットオークション経由です。行方がわからなくなる犬も1万匹以上。(左下)

他にも、動物愛護団体の悲願である動物の愛護及び管理に関する法律の改正に、何が、誰が障害となっているのかということも緻密に書かれています。
2018年は動物の愛護及び管理に関する法律の改正の年でもあるので、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

おわりに

動物福祉に関係するような本を紹介させていただきました。

動物に対する暴力を減らすためには、まずは僕たちが動物に対する暴力について改めて認識する必要があると思っています。

そんな本を今回は紹介させていただきました。

全ての本が貸し出し可能ですので、ご興味のある方はぜひお声かけください。

 

家は集中力を保つのが難しくて勉強できない。ということを子どものころに教えて欲しかった。

僕は家で勉強とか読書とかするのが苦手です。

 

僕は高校受験も大学受験も大学院受験もしたのですが、人生において家で勉強した時間は多分1%以下くらいだと思います。

ほとんどは、学校や自習室、図書館のような場所で勉強していました。今だと、喫茶店で勉強することが多いです。

 

家とそのほかの場所ではやっぱり集中力が違います。

僕はこれまで集中力がどういうものなのか、どのようなものが集中力を阻害するのか、勉強してきましたが、それでも家では集中力を保つのが難しいです。

一方で、一歩家を出ると圧倒的に集中力を保つことができます。

このことってかなり大切なことだと思うのですが、誰も教えてくれなかったんですよね。

 

なぜ、家が集中できないのかというと、一つには選択肢の多さがあります。

先ほど述べたように僕は集中力について勉強してきました。ちなみに、僕が思う集中力に関する最高の本はメンタリストDaiGoの超集中力です。

選択肢の多さや、気になることの多さが集中力を低下させる要因だとその本では述べられています。

 

家ってまさに選択肢の宝庫ですよね。テレビをつけることもできれば、自分の部屋にある漫画を読むことができる。

twitterの通知だって切る必要がないので、通知が来るたびに集中を阻害される。

こういうのが全て許されているのが家という場です。

 

他方で、家の外では自分ができることが限られているので集中力の低下を防止できる。自習室が優れている点は、衆人環視の環境がスマホを触るなどの行動すら選択肢から除外してくれる点です。

 

ですので、認識しておくべき重要なことは、集中力がないから勉強せずに他のものに手を出してしまうのではありません。

家という場が集中に適していないから、集中できないということです。

 

このことを子どもに教えてあげたいです。

そうすれば、根性論で集中力を保たそうとすることもなくなるかもしれません。何より、集中力がないことによる自己肯定感の低下も防げるはずです。

勉強が苦手な子どもも減るかもしれません。

 

最近はフリーの学習スペースのような場所も多いのでそれらを利用してみるのも良いと思います。

問題は、自習室のような場が地域によっては開かれている訳ではないということですが、これからそういう場を増やしていくためにも、家は集中力を保つのが難しいという認識をもっともっと増やしていくべきかと思います。

 

途中で紹介しましたが、メンタリストDaiGoの超集中力は勉強だけでなく、仕事にも役立つので全ての人に読んでいただきたい一冊です。

このphaという方は京都大学を卒業されています。この本の中で、家から離れることがどれだけ大切かということが書かれています。読み物としても面白いのでぜひ読んでみてください。