animal reading

社会問題(特に動物問題)と読書のブログ

読書感想

【感想/犬と、走る】犬ぞりで1600kmを走破するイヌと人間の絆について【本多有香】

厳冬の北米を横断する世界一過酷な犬ぞりレース 「ユーコンクエスト」の日本人女性初の完走者となった著者。 犬そりに魅了されて、 上手くいかないことだらけでも、 頑張って頑張って、落ちぶれて、泣いて、 それでも走り続けている本多有香さんのエッセイで…

【感想/それでも命を買いますか?】動物のために何をすべきなのか【杉本彩】

女優の杉本彩さんが動物愛護団体の理事長を務められていることはご存知でしょうか? そんな20年以上もの間動物愛護に真摯に向き合ってきた杉本さんの祈りや願いがこもった一冊が最近発売されました。 『それでも命を買いますか?』という本です。 私はこの本…

【感想/SOSの猿】誰かのSOSをキャッチする。そんなお話。【伊坂幸太郎】

救急車のサイレンを聞いて、 誰かがどこかで痛がっている。 そんな悲しい気持ちになったことはありますか? この小説は、そんな気持ちになれる主人公と孫悟空とエクソシストの物語です。

【感想②/動物のお医者さん】農学部でも菱沼さんみたいに勉強できます。

前回の記事はたくさんの方に読んでいただいくことができました。 caffeyne.hatenablog.com 本当にありがとうございました!! おかげさまではてなブログやツイッターの方で何人かの方と交流することができました。 その中で感じたことは作中で描かれる学校生…

【感想/動物のお医者さん】北海道大学獣医学部の生活を垣間見つつ、動物とのふれあいを考える。

日本人の動物観に最も大きい影響を与えた本といえば? 荒川弘の銀の匙? マキバオー? 鳥獣戯画? いやいや、動物のお医者さんでしょう。 動物のお医者さんと言えば、 日本全国にシベリアンハスキーブームを巻き起こし、 北海道大学の獣医学部の倍率を跳ね上…

【感想/獅子吼】今まで知る由もなかった動物園動物の持つ尊厳について【浅田次郎】

浅田次郎さんの新作短編集を購入しました。 購入の決め手となったのは、 ジャケットと帯に書いてある、 『ライオンも、象も、駱駝も、戦争はしてねがんす。』 という言葉でした。 表題作である、獅子吼(ししく)について感想を述べていきたいと思います。 …

岩合光昭という野生動物カメラマンの日常と生態を知る本

岩合光昭さんの超魅力的な本を読みました。 野生動物カメラマンという本です。 野生動物カメラマン (集英社新書) posted with ヨメレバ 岩合 光昭 集英社 2015-12-17 Amazon Kindle 楽天ブックス 岩合さんといえばNHKの『岩合光昭の世界ネコ歩き』という番組…

【感想】バイバイ、ブラックバード【伊坂幸太郎】

また、伊坂さんの本を読みました。 バイバイ、ブラックバードという本です。 星野一彦という5股をかけていた男が、 <あのバス>で連れて行かれる前に、彼女らに別れを告げていく物語です。 自分で書いていてもはや良く分からないのですが、 彼は借金をつく…

【感想/動物翻訳家】生き生きした動物が見れる!行動展示をしているおすすめ動物園の紹介【片野ゆか】

動物園と聞くと野生動物を無理やり檻に閉じ込めて、それを鑑賞するというイメージが根強く残っている人も多いかと思います。 その一面があることも事実です。 しかし、近年は、環境エンリッチメントという考え方が普及してきています。 環境エンリッチメント…

【感想/夜は短し歩けよ乙女】森から上はのべつ幕無しの星月夜で【森見登美彦】

のべつまくなし【のべつ幕無し】 休みなく続くさま。ひっきりなし。多く、好ましくない物事に用いる。 「森から上はのべつ幕無しの星月夜で/吾輩は猫である」 美しい言葉に出会いました。 森見登美彦さんの夜は短し歩けよ乙女という本にてです。 意味不明で…

【感想/ありがとう実験動物たち】実験動物飼育員という仕事を知っていますか?

以前、動物実験に関する記事を書きました。 動物実験に関する本を一冊読んだので、そのことについて今回は述べます。 読んだ本はこちらです。 ありがとう実験動物たち (ノンフィクション・生きるチカラ) 作者: 太田京子,笠井憲雪 出版社/メーカー: 岩崎書店 …

【感想/犬を殺すのは誰か ペット流通の闇】人が変われば殺されなくていい命ばかり

自分ではなかなか言葉に出来なかったものを誰かが言語化してくれる。 そういうものに出会えることが読書のいいところの一つだと思います。 今回読んだ本ではタイトルにもある通り『人が変われば殺されなくていい命ばかりなんです。』という言葉に出会えまし…

【感想/ゼロ!熊本市動物愛護センター10年の闘い】ペットが迷子にならないために迷子札をつけましょう【片野ゆか】

前の記事でもちらっと紹介しましたが片野ゆかさんの『ゼロ! 熊本市動物愛護センター 10年の闘い』という本を読みました。 ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い (集英社文庫) 作者: 片野ゆか 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/05/20 メディア: 文庫…

【感想/鼓動】みなしご救助隊のことを知ってください。

11月1日は犬の日です。 ということで犬についての記事を書きます。 書かなくちゃと思いました。 犬と言えば今はこちらでしょうか。 www.inu-namae.com 今は田舎に住んでおりましてなかなか上映されている映画館そのものが無いのですが、 見に行かなきゃと思…

【感想/ウルフウォーズ】イエローストーン国立公園にオオカミを再導入するまでの闘いの軌跡

オオカミの話の二つ目です。 こちらの本を読みました。 ウルフ・ウォーズ オオカミはこうしてイエローストーンに復活した 作者: ハンク・フィッシャー,朝倉裕,南部成美 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2015/04/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (…

【書評/哲学者とオオカミ】オオカミと暮らすチャンスを手にした哲学者の話

皆さんはオオカミと共に暮らしたことはありますでしょうか? 大半の方は無いと思います。 私もそうです。 というか、ほとんどオオカミに対する知識もないと思います。 お手はするのか? 散歩はどれくらい歩く? そもそも国内で飼育は許されているのか? 食べ…

【感想/二十一世紀に生きる君たちへ】司馬遼太郎の願った世界とは。

司馬遼太郎さんは本を書く理由を以下のように述べられていました。 自身が太平洋戦争を経験したことから「なぜ日本人はこんなに狂ってしまったのか」、「昔の日本人はそうじゃなかったはずだ」という思いに至ったこと。そして、幕末や戦国時代の美しかったで…

【感想】星を継ぐもの【ジェイムズ・P・ホーガン】

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」です。 本気の本気で言うと、BLUE GIANTになるんだと思います。 でも、いい加減しつこいので別の本を紹介します。笑 今回紹介させて頂く本は、【星を継ぐもの】という ジェイムズ・P・ホーガンさんのハードSF小説です。 …

【感想/海岸列車】本と出合うタイミングの妙を考える【宮本輝】

宮本輝さんの海岸列車という本を読みました。 海岸列車 (上) (集英社文庫) 作者: 宮本輝 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/01/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 本屋にて平積みされていたので、 最近出版された本だと勘違いしてい…

【感想/夜の国のクーパー】戦争の恐怖を子どもたちに知ってもらうために【伊坂幸太郎】

これは猫と戦争、そして世界の秘密についてのおはなし。 夜の国のクーパー (創元推理文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2015/03/19 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る 久しぶりに伊坂幸太郎の本を読みました。 と…

【感想/ジョコビッチの生まれ変わる食事】ジョコビッチのこともグルテンフリーのこともこれ一冊で!

男子テニスシングルス界において8番目にキャリアグランドスラムを達成したトップテニスプレイヤー、ジョコビッチの書くグルテンフリーに関する本を読みました。 ちなみに一人目は、今はファッションブランドで有名なフレッドペリー氏です。 ジョコビッチの…

【感想/図解でよく図る発酵の基本】微生物を利用した圧力コントロール

図解でよくわかる発酵のきほん: 発酵のしくみと微生物の種類から、食品・製薬・環境テクノロジーまで (すぐわかるすごくわかる!) 作者: 舘博 出版社/メーカー: 誠文堂新光社 発売日: 2015/04/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る この本…