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クジラの歌

生物多様性の理解と動物福祉の向上を目指して。

ブログの文章と書籍の文章の熱量の違いについて

読書

昨日は、スマートニュースの読書カテゴリに紹介されたこともあり、1日で1400回もアクセスしていただくことが出来ました。

その記事はこちらです。読んでいただきありがとうございました。

読書を好きになるためにまず本を読もう - クジラの歌


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先日の記事にも書きましたが、読書を好きになってもらうためには本を読んでみることが必要です。なので、一人でも多くの方にご自身に合った本を手に取っていただきたい。それが私の一番の希望です。

 

しかし、もう一歩踏み込んでお願いしたい事があります。

それは、もし、私が紹介した本の内容が気になった方がおられましたら、是非その本自体も手に取っていただきたいのです。

 

なぜ、そのようにお願いするのかということも茂木健一郎さんの『頭は本の読み方で磨かれる』という本から引用したいと思います。

ここに一冊の本があるとします。

一冊の本を完成させるには、実は大変なエネルギーと時間と人員がかかっています。

書き手は、もちろん人生のすべての経験を動員して書いています。そして、編集者の妥協のないチェックが入ります(この本もそうです)。文字の間違いの指摘から、読みやすさの軌道修正、文章全体の方向性にいたるまで、一冊の本を完成させるために何度も繰り返し目を通して推敲します。

また、事実関係に間違ったところはないか、誤植がないかなど、校正・検閲を専門にする方々の労力も忘れてはいけません。

繰り返しになりますが、今はインターネットが普及している世の中ですから、いちいち書店に行って本を買わなくても、ネット上に溢れている文章で事足りるーそうおっしゃる方も多いかもしれません。

しかし、本ほどに何人もの知恵が凝縮され、練り上げられた文章はないのです。

(頭は本の読み方で磨かれるより引用)

 

書籍を出版するということはこれほどまでに手の込んだことなのです。

大半のブログの書く文章と書籍の文章はそこに加えられる『熱量』に非常に大きなレベルの違いがあると思います。

やっぱり、ブログの文章と書籍の文章の違いというのはしっかり頭に入れておくべきだと思います。

ただ、ブログのお手軽さは書籍にはないものだと思います。そして、何かのきっかけになりやすいのもブログだと思います。

 

だから、もし私が紹介した本について、『なんかもやっとした部分が残る』とか『前後の文脈も知りたい!』って思ってくださった方は是非、手に取ってみてください。

きっとブログで読んだよりも数段レベルの高い理解が出来ることと思います。

 

一例として、以下に私が敬愛する司馬遼太郎の文章の推敲の様子を添付します。

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書いては消し、加えては、修正しというとんでもない作業がなされています。

こういった作業がなされていることを知れば、一部の文章を切り取ることの危うさが少し感じられるかと思います。

だから、興味が湧いたら一冊丸々読んだ方が絶対いいです。

そして、これだけの熱量が込められた文章を熱量そのままに読めるということに喜びを感じましょう!

 

昨日紹介した本は以下の二冊です。自信を持ってお勧めできます。

頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)

頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)

 

 

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

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