満月なのでご紹介します。

社会問題(特に動物問題)と読書のブログ

ロシアのクジラ監獄事件から動物の捕獲を考える。

先日太地町でのニュースをお伝えしました。

太地町で水族館向けの野生イルカのいけすが切られたことについて - 満月なのでご紹介します。

 

そして昨日はロシアにクジラ監獄というものがあるというニュースが流れてきました。

www.cnn.co.jp

 

これはロシアで捕獲したクジラやシャチを、中国に高値で販売するというもののようで、中国では水族館などで飼育される予定だったそうです。

検察が捜査に乗り出すとのことなので、クジラたちにとって良い判断が為されることを願います。

 

動物の捕獲をどう思うか?

ここで皆さんに考えていただきたいのは、動物の捕獲をどう思うか?ということです。

 

僕は動物の捕獲をこんな風に考えています。

暴力的で、別れを伴い、何より優しくない。

だから僕は動物の捕獲が嫌いです。

 

はい、綺麗事です。僕もヴィーガンじゃないので動物から色々と頂きながら生きているので、甘いことを言うなと言われるかもしれません。

 

でも明らかに不必要な暴力ってこの世にあると思うんですよ。

それが飼育施設のための動物の捕獲だと思っています。

 

動物にも別離の悲しみはある

飼い主が亡くなって元気を無くしてしまった犬とか、死んでしまった子どもと一緒に泳ぎ続けるシャチとか。

動物たちにそういう感情があることは調べればいくらでも出てきます。僕たちは動物たちのそのような感情にもう目を背けることはできません。

 

動物の捕獲とは、家族との強制的な別離を意味します。

僕は誰かに急に拉致されるのは嫌です。人にされて嫌なことを動物にするのはやめましょうと言いたいです。

 

動物には会いに行こう

僕たちが今生きている世界は交通手段がものすごく発達しています。だから例えば日本にゾウがいなくても何十万円かと何日間かあればアフリカやインドにゾウを見に行くことができます。

僕は本当に動物に会いたければ、その手段を取るべきだと思います。彼らの生まれ故郷の中で、彼らの生活を見るほうが明らかに正しいし楽しいと思います。

「お金がない」「時間がない」という人もいるかもしれません。その気持ちもわかるのですが、僕たちのお金や時間の節約のために野生動物を捕獲してその一生を飼育施設の中に入れておくことはやっぱり納得しにくいです。

 

動物に会いたいと思ったときに手軽さを求めない世界がきたらいいなと思います。

そのような世界が来れば、不幸せな動物たちが減るんじゃないかと思います。

 

人よりも羊の方が多いというニュージーランドとか、独自の生態系があるガラパゴス島とか、イルカが群れで暮らしている東京の御蔵島とか行ってみたくないですか?

僕は全部行ってやろうと思っています!