animal reading

社会問題(特に動物問題)と読書のブログ

ペット産業・殺処分・動物福祉・動物愛護のおすすめの入門書を3冊紹介します。

今回もショッキングな画像は使用しませんので、

安心して読み進めて頂ければと思います。

 

これまで、たくさんの動物福祉やペット産業に関する本を読んできました。

 

それらの中でも今回は、動物福祉に特別な関心のない方にこそ、

読んでほしい本を3冊だけ紹介させてください。

 

①日本の現状を知るために

それでも命を買いますか?/杉本彩

女優の杉本彩さんは熱心に動物福祉の向上に取り組んでおられる方です。

この本はペット業界・法規制・メディア、述べられている領域は多岐にわたりますが、

日本の動物関連業界において何が起きているのかということを知る上では、

一番わかりやすい本と言っても過言ではないと思います。

また、何かを訴えるだけではなく実際に杉本彩さんが行ってきたことや、

現在進行形で行っていることも記述されています。

トラウマとなることを防ぐためにショッキングなこともあえてあまり書かれておりません。

すこしでも現状を知りたいと思っていただけた方には是非読んでいただきたい一冊です。

それでも命を買いますか? - ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ - (ワニブックスPLUS新書)

それでも命を買いますか? - ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ - (ワニブックスPLUS新書)

 

 

②売り手側の非人道的な行いを知るために

犬を殺すのは誰か ペット流通の闇

この本はAERAという雑誌の記者が、

ペット産業における生産(誕生)・流通の過程においてどれだけ悲惨なことが行われているのかを明らかにしていた本です。

命を命とも思わない現状が描かれており、最も詳細に描かれている本だと思います。

しかしながら、本書は非人道的すぎる部分を明らかにしているため、

読み進めるのが辛い部分もあります。

トラウマとなって心に残ってしまう可能性もありますので、

全ての方にお勧めできるというわけではありません。

覚悟のある方のみ読んでいただければと思います。

犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫)

犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫)

 

 

③受け皿の側の不断の努力を知るために 

ゼロ!熊本市動物愛護センター10年の闘い/片野ゆか

行き場をなくした動物たちの受け皿である動物愛護センターの話です。

いわゆる保健所のような機能を持つ施設で、引き取り手のない動物たちには殺処分が行われていた場所でした。

しかしながら、職員の方や周囲の方々の不断の努力により、

殺処分ゼロということを達成したセンターになることが出来ました。

この本はそのことについて描かれたノンフィクションです。

動物愛護センターとはどのような場所で、職員の方はどのような思いで勤務されているのか。

また、動物愛護センターから見た飼い主に行ってほしいことは何なのか。

全ての動物の飼い主に読んでもらいたい一冊です。

 

ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い (集英社文庫)

ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い (集英社文庫)

 

 

***

熊本の方々は今もなお大変な状況にあると思います。

熊本市動物愛護センターも同様に大変な状況にあり、HPにいけばどのような危機に直面しているのかがわかります。

その中で寄付金の募集もされています。

一つでも多くの命を救うために、HPを見てできることを考えて頂ければ幸甚です。

熊本市動物愛護センター - ハローアニマルくまもと市

 

 

最後に

それぞれの立場から見た本を紹介させていただきました。

決して読んで良い思いをするような本ではありません。

むしろ、知らない方が自分自身の人生はより良いものになる可能性だってあります。

 

なので今は悲惨な現状を知りたくない方や悲しみに触れられるほど余裕がという方は、

ぼんやりとでいいので日本で小さな命たちが大変な目にあっているということだけでも覚えていて頂ければと思います。

 

一方、小さな命の叫びに気づけたという人やいつか小さな命を救いたいと思った方は、

皆さまのタイミングでいいので、これらの本を通じてでも他の方法でもよいので、

日本の現状に目を向けてみてください。

 

これらはすべて日本で行われていることです。

 

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