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クジラの歌

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読書を好きになるためにまず本を読もう

読書

今、私史上最大の読書欲が私を襲っています。

 

きっかけがなんだったのかわかりませんが、少なくとも一つの要因として、読書に関する本を読んだからだと思います。

一冊は昨日紹介した、脳科学者の茂木健一郎さんの『頭は本の読み方で磨かれる』という本。

頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)

頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)

 

 

もう一冊は、元外交官の佐藤優さんの『読書の技法』という本です。

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

 

 

茂木健一郎さんの本は本を読むこととはどういうことなのか、脳にとってどのような良いことがあるのかということを複数の視点から教えてくれる非常に優しい本です。

この本によって、新しい読書の楽しみ方を知れたことが読書欲が高まっている一因だと思います。

 

対して佐藤優さんの本は非常に手厳しいです。

これまでの自分の読書法が間違っていたのではないかとさえ思わされます。

色んな危機感を抱かせてくれる本。書を通じて勉強するということはどういうことなのかということをこれほどまでに明確に教えてくれる本はなかなかないと思います。

「読書法なんて人に教わるものじゃない」という方も、「しょーがないからちょっと見てやるか」くらいの気分で読んでみてください。読書好きなら人の読み方にもきっと興味を持てるはずです。

そして、私がこの本の中で最も衝撃的だったフレーズを以下に挙げます。

標準的なビジネスパーソンの場合、新規互角の勉強に取り組む必要が無く、ものすごく時間がかかる本が無いという条件下で、熟読できる本の数は新書を含め、一か月に6~10冊程度だろう。つまり、最大月10冊を読んだとしても、1年間で120冊、30年間で3600冊にすぎない。

3600冊と言うと大きな数のように見えるが、中学校の図書館でもそれくらいの数の蔵書がある。人間が一生の間に読むことが出来る本の数は対してないのである。この熟読する本をいかに絞り込むかということが読書術の要諦なのである。

 

私は一年間で読んだ本が一番多かったときで年間100冊程度でした。

人生でそんなに多くの本を読めないことには気づいていましたが、実際に計算すると僅か3600冊なんです。

このことを知って非常に焦りました。

だから私は今本を読んでいます。

 

で、今の私の心理状態はこれまでとは違って、他人に本を読んでもらいたい気持ちで溢れています。

なぜかというとそれが脳にとって良いことであり、読書が共感能力を高めることが証明されているからです。

そして、共感能力の高まりが様々な暴力を減少させることも知られています。

だから、本を読んでほしい。

 

そして読書を好きになるためには、まず本を読んでください。

 

この説明には脳科学者の茂木健一郎さんの言葉をお借りします。

うれしいことがあると、脳の中に「ドーパミン」という物質が放出されます。あることをやってドーパミンが出ると、その行動をとる回路が鍛えられる。何かにはまる。依存する。それを司るのかドーパミンなのです。

驚くべきは、人が学習するのは、基本的には悪名高き「中毒(依存症)」としくみが同じということです。

そして、自分には無理だと思っていたことが出来たとき、起こらないと思っていたことが起きたときに、もっともドーパミンが出るといわれています。

あることが苦手だった人の方が、それが出来るようになったときの喜びが強いことは想像に難くありません。

つまり、読書が苦手な人、チャンスです。本を読むのに努力を要する人ほど、本の効果が上がるわけですから。

本をほとんど読んだことのない人ならば、一冊読み切るということに挑戦して、最後まで読みとおすことをおすすめします。読み切れないと思っていたのにできると、たくさんドーパミンが出て読書が少し好きになるでしょう。

自分にとって読み切れてうれしいと、感じられるような、簡単すぎず、難しすぎないくらいの本に挑戦してください。

それを繰り返して行くうちに、いつのまにか読書が楽になって、もっともっと知りたいと読書に積極的になっているはずです。

 

これが読書を好きになるために、読書をしてほしいと言った理由です。

だまされたと思って、一冊本を手にとって頂ければ幸甚です。

 

ちなみに、母親曰く、私にとっての最初の一冊は小学生のころに読んだハリーポッターだったそうです。

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

 

この一番最初に出版された辞書のように分厚い一冊です。

この分厚さこそが小学生だった私には非常にハイレベルな本に映っていたことは想像に難くありません。

そしてきっと読み切った後は達成感と自身に満ち溢れていたのだと思います。

これが成功体験となってドーパミンがどばどば溢れて、私は読書好きになれたのだと思います。

振り返ると、人生のどのタイミングでどんな本に出会うのかということが如何に大切であるかということを感じずにはいられません。

もし、小学生のお子さんがおられる方がこの記事を読んでくださっていましたら、ハリーポッターは文庫本ではなく、ハードカバーで読ませることを勧めます。

 

話があちこちに飛びましたが、今私は人に本を読んでほしいと思えるほど、読書欲に満ちています。

その気持ちを皆様と共有できれば非常にうれしいです。

どんな本でもよいので一冊手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

 

頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)

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読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

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