私は種の起源や進化論が解明された後の世界を見てみたい。
久しぶりにブログ書きます。
タイトル通りです。
私は生命の神秘に興味があってその中でも種の起源に非常に興味があります。
もちろんチャールズ・ダーウィンの種の起源も読みました。
- 作者: チャールズダーウィン,Charles Darwin,渡辺政隆
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/09/20
- メディア: 文庫
- 購入: 9人 クリック: 119回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
で、学生の頃にお酒の席で教授に聞いたことがあります。
私『先生。進化論ってどうなんですか?興味ありますか?』
教授『あれは究極の趣味だ。』
私『・・・。究極の趣味ってなんだ?』
うちの教授は結構凄い人で、普段そんなあほみたいな言い回しをしたりはしません。
曰く、進化論を解明しても金にならない。
曰く、そんなものに人や国や企業は金をださない。
曰く、だからそんなものは趣味でやるべきだと。
曰く、しかし趣味にしてはハイレベルすぎると。
だから、究極の趣味らしいです。
なんか、夢がねえなぁって感じですが世のため人のため≒人が支援すると考えると、
確かにニーズは薄いのかなと思ってしまいます。
でも、見てみたくないですか?
この地球で初めて誕生した生命がどんなものだったのか。
知りたくないですか?
なぜキリンの首が長いのか。
なぜパンダの目の周りは黒いのか。
なぜシャチの目の周りは白いのか。
なぜそんな進化を選択したのか。
ずばり私が知りたいのはこれです。
なぜこのような生物多様性が生まれたのか。
ダーウィンが言うように自然選択がそうさせたのか。
あるいは後天的遺伝がそうさせたのか。
いずれにせよ私たちは最初の生命から脈々と受け継がれてきたこの世界の生物多様性とその生命にもっと敬意を払うべきなんです。
今、多くの人にとって人以外の生命は、取るに足らないものと考えられていると思います。そう感じます。
この考えが改められるのはきっと法改正とかじゃないんです。単純な科学の発見でもないような気がします。
そういうことじゃなくて、もっとこの世の価値観がひっくりかえるような大発見が私たちには必要なんじゃないかと思います。
私の思うそのパラダイムシフトが『種の起源』や『進化論』の解明だと思います。
そしてきっとそれらが解明された後のその世界は今よりも優しいものだと思います。
それが見たい!
あー、だれか究極の趣味を完成させてくれないだろうか。
こんな他力本願な願いが夢と言えるのかどうかわかりませんが、わがままな私の願いです。
以下の本は時系列と共にダーウィンだけじゃない様々な進化論の変遷をわかりやすく教えてくれるのでオススメです。
種の起源よりもよっぽど読みやすいので、進化論に興味をもたれた方は是非こちらをお読みください。
眠れなくなる進化論の話 ?ダーウィン、ドーキンズから現代進化学まで全部みせます? (知りたい!サイエンス)
- 作者: ハインツ・ホライス,矢沢潔,三中信宏,河田雅圭,長野敬,矢沢サイエンスオフィス
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 63回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
過去に書いた記事も紹介します。
生物多様性や進化論に関する本の紹介です。