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クジラの歌

生物多様性の理解と動物福祉の向上を目指して。

味覚の変化が原因!?パンダの草食動物への進化の謎をひも解く。

シリーズ第二弾です。

 

第一弾はこちらです。

 

caffeyne.hatenablog.com

 

 

パンダの肉食から草食に進化した説で面白いものがあったので紹介します。

(厳密には進化とは呼ばないのかも知れませんが。)

諸説ありまして、もしかしたらもう決着がついているのかも知れませんが、

正直詳しく調べる気も起らないので、一つの説を勝手に取り上げていきます。笑

 

異論はあるか。

あればことごとく却下だ。

by 夜は短し歩けよ乙女

 

 

の精神で書いていきます。

 

諸説①急に肉がまずくなった

驚きました。

でもこれちゃんと国際論文で発表されていて、しかも結構評価されています。

その論文がこちら。

英語ですが無料で読むことが出来ます。

Pseudogenization of the Umami Taste Receptor Gene Tas1r1 in the Giant Panda Coincided with its Dietary Switch to Bamboo

 

タイトルを簡単に訳すと、

『ジャイアントパンダの持つうまみ受容体(感知器官)の機能不全は、

パンダがエサを笹に換えたとされる時期と一致する。』

(※Tas1r1というのは旨味を感じる器官を司る遺伝子のことです。)

 

繰り返しますが、驚きました。

 

ダーウィンの進化論的視点で考えます。

ある一頭のパンダに遺伝子の変化が起き、肉を旨いと感じれなくなったが、

(恒久的な味覚障害のようなもの?)

実は肉よりも笹の方が手ごろで大量にあり、笹を食べる集団の方が上手く生存できたというところでしょうか。

 

そして平和な動物になった。

 

あるいは、他の生物を食べるのに嫌気がさし、草食動物への道を見出したのかも知れませんね。

 

応用(妄想)

これを人に応用しましょう。

パンダ先輩のように肉をまずいと感じるようにして、強制的にベジタリアンにする。

これで食糧難が解決するのか分からないですが、考えてみるのもいいかと。

 

肉が忘れられないという人にはさらに遺伝子変化を加えて、

もやしを神戸牛の味として認知出来るようにするとか。

 

個人的には味覚に関しては心配ないと思っています。

動物園に行ってみてください。

パンダってすごくおいしそうに笹を食べていますので。笑

 

最後に

味覚が生命のあり方を変化させることがある。

こういう説があることに、驚きを隠せなかったので紹介しました。

機会があれば論文も読んでみてください!

 

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