animal reading

生物多様性の理解と動物福祉の向上を目指して。

【けものフレンズ】サーバルキャットの購入を考えているフレンズへ

前回、けものフレンズブームにあやかって、せっかく動物園に行くなら色んなことを感じ、『すごーい』だけじゃない気持ちを抱いて来てほしい。

そういった趣旨の記事を書きました。

caffeyne.hatenablog.com

 

今回は動物園とは違う話。

けものフレンズブームの裏側で不安なことが起きようとしているかも知れません。

具体的に言うと、現在、『サーバルキャット』と検索すると『サーバルキャット 値段』というものが予測変換の上位に現れます。

月並みな言葉かもしれませんが、安易な気持ちで動物を買わないでほしい。そのことを伝えたくてこの記事を書いています。

 

ま楽観的に考えれば珍しい動物が何円くらいするのか、お金という価値体系に変換してその動物の価値を知ろうという気持ちになっている人もいるかもしれません。

あるいは、動物園の関係者が動物園の人気を得るために、サーバルキャットを探しているのかもしれません。

そういうのであれば比較的リスクは少ないのかなと思います。

 

ただ、一般人がブームにあやかって、深く物事を考えずに動物を飼うことには断固として反対します。

考えぬいた上で生涯愛し抜くと決意するだけではきっと不十分でその動物の福祉についても考え抜いた人のみが、共に暮らすことを決断する権利があると思います。

中途半端な気持ちで飼ってしまうと、人も動物も不幸になってしまうと思います。

 

ちなみにサーバルキャットの寿命は15年くらいだそうです。今から2030年まで、サーバルキャットと一緒にいることが出来るでしょうか。そのころにけものフレンズなんてアニメについて語っている人はほとんどいないでしょう。

命だけはブームに左右されてはいけないと思います。

もし、購入を検討されている方がおられましたら、もっともっともっと悩んでください。お願いします。

 

こうやって書くと動物を飼うことに後ろ向きになってしまう気がしますが、その面だけを強調したいわけではありません。

もちろん、年間10万頭の犬猫を殺処分している日本人が何を言ったって、罪は拭うどころか犯し続けているような状態です。

それでも、ペットを飼うことは絶対に悪いことだけじゃないです。それを証明するのは近年の動物愛護の気運の高まりや、動物を家族として認識する人の増加だと思います。これらはきっと15年前にはあまり考えられなかったはずです。

 

だからもしサーバルキャットを愛し抜く人がいたとしたら、その人がどのような景色を見ていくのか、日本の動物福祉にどのように貢献していくのか、そのことには大きな希望を感じることが出来ます。

 

それでも繰り返しますが、やっぱり購入しようとする場合には、考え抜いてください。

サーバルキャットは犬や猫と異なりペット化が進んでいない野生を多く残した動物だと思われます。

不足の事態も起こるでしょう。エサ代も治療費もかかるでしょう。もっともっと考えるべきことはあるでしょう。

 

どうか、悩み抜いて決断してください。インターネット上の知識だけじゃなくて、本や動物園の飼育員さんや実際に飼っている人の話を是非聴いてみて下さい。

可能な限り多角的に判断してください。それだけする義務があると思います。

 

ここまでは、すごく中庸を目指したことを書きましたが、個人的にはやっぱり飼育の難しいであろう動物は飼うべきではないと思います。

私もアニメが好きでよく見ますが、アニメはアニメとして理想の世界のまま保存しておくのがよいのではないでしょうか。

そこで満足しちゃうのが一番だと思います。