はじめての人のための3000円投資生活という本がベストセラーになっています。
この本もすべきことが単純明快に示されているので、凄く取り組みやすい本です。
その3000円投資生活の著者であり、家計再生コンサルタント/ファイナンシャルプランナーである横山光昭さんの年収200万円からの貯金生活という本を読みました。
- 作者: 横山光昭
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 39人 クリック: 716回
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こちらの本の方が出版されたのは前なのですが、こちらも非常にamazonでの評価が高い本です。
で、こちらも貯金をするに当たってのすべきことを簡単に示してくれるので非常に取り組みやすいです。
横山氏は、個人によって立っているお金ステージが異なると述べます。
そのお金ステージとは、
第1ステージ:お金を管理する。
第2ステージ:お金を学ぶ。
第3ステージ:お金を活かす。
貯金生活はお金を管理するというステージについて詳しく書かれています。
そして、この本を読んでレベルアップしてから3000円からの投資生活を読めば良いと私は思います。
で、なぜ私がこんな畑違いの本を紹介しているのかというと非常に面白い文章を発見したからです。
本書ではお金をためるためのプログラムの一つとして本を読むことが推奨されています。
その理由が面白かったので引用します。
現場で見ていると、おかねを貯められない人には何かを知りたい、習得したいといった意識が低い傾向を感じます。「お金」と「学ぶこと」には密接な関係があるのです。何かを意欲的に学ぼうとしない人には、お金に対してもネガティブなのです。生き方までが消極的ならば大損をしています。あらゆるものに対する無関心や無気力、惰性、卑屈な態度が結果としてお金を失わせるのです。すこしずつでも行動を変えていきましょう。
お勧めは本を読むことです。お金に関する本でなくてもOK。本には言葉があります。その言葉には、著者がこれまで経験して学んできた「考え」が凝集して盛り込まれています。その体験や提案を活かしてもらおうという著者の熱い思いが注ぎ込まれているわけです。その集大成を感じ取れる読書は気軽な「学び習慣」です。
どうでしょう。引用した言葉はもちろん一般論ではない部分も膨れています。
お金の管理のプロから見た読書観というものに触れることはめったにないと思い紹介させて頂きました。
実際、色んな角度から読書のことを考えている私にとって、非常に稀有でしかもためになる観点からの読書論でした。
私はお金の本というのはこれまであまり読んでこなかったので、この本に書かれている内容が正しいのか、面白いのか、簡単なのか、変なのか、正直言って他の本と比較して語ることはできませんが、お金の本の読者の初心者として読んだときに非常に面白い本だと感じました。
単に、お金を増やすということに留まらず、自身の習慣から変えていけるような本になっていると思います。
お金を貯めたい、お金をためれる人の考えに触れたい。そういったことに興味がある方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
- 作者: 横山光昭
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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