animal reading

目指すのは生物多様性の理解と動物福祉の向上。

『堀江貴文/多動力』に書かれた、ホリエモン流猫の殺処分防止方策が興味深い。

ホリエモンこと堀江貴文氏の『多動力』と『好きなことだけで生きていく』を一日で読んだ。

 

実際には、朝、『多動力』を読んでそれが面白すぎたので、その日のうちに『好きなことだけで生きていく』を買って読破した。『好きなことだけで生きていく』も非常に面白かった。

 

ホリエモンの本と言えば、『ゼロ』は大好きで3回くらい読んだ気がする。

ただ、そのあとに読んだ『ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた』が面白くなかったので、ホリエモンの本からは遠ざかっていた。

 

しかし、繰り返すが『多動力』と『好きなことだけで生きていく』は非常に面白い。

まぁ、この二冊に書いていることは本質的には同じで、とにもかくにも色んなことに好きなことに一歩を踏み出せということが書いてあるだけだ。ただ、

とてつもない説得力とともに。

 

現状に満足していない人がいれば是非読んでみてほしい。

どちらを買えばいいのかわからないという人は両方買うことをお勧めするが、僅かな差を書くならば、『多動力』は多方面に動くためのスキルや持つべきメンタルについての記載が多いように感じた。内容を考えるとビジネスマン寄りの人に向けた本だとも感じた。

対して、『好きなことだけで生きていく』は堀江貴文イノベーション大学校のことを中心に書かれている。そこで行われるエキサイティングな物事が話題の中心だったように感じる。

まぁ、どちらを買ってもそんなに大差はない気がするが、内容はかぶっていないので両方読んで理解に厚みを持たせることをお勧めする。

 

さて、タイトルにも記載した、堀江氏の考える猫の殺処分への方策を紹介したい。

本書を読む限り、堀江氏はもともと猫の殺処分に関心を持っていたわけではなく、HIUの参加者から「ネコの殺処分は、かわいそうなのになんで影響力がある人はもっとこの問題について意見を発信しないのか」という質問を受けたことから始まる。

だから非常に少ない時間で考えられたことだろうし、内容はきっと精査されていないが、アイデアとして非常に面白かったのでそのまま紹介したい。

・ネコ好きの人に呼び掛けてクラウドファンディングで資金を集める

・ネコ好きのタレントや芸能人にも、インフルエンサーとしてPRしてもらう

・クラウドファンディングによって集めた資金を使い、無人島を丸ごと買い取る

・保健所にもちこまれて殺されるはずだったネコを、その島に避難させる

・その島でネコ好きのためのイベントを仕掛けたり、ツアーを企画する

・外国語表記のウェブサイトを作ったり、英語や中国語しか使えない人も遊びに来られるような態勢を整え、海外のネコ好きも島に呼び込む

・島への入場料及び収益をネコのエサ代や新たなネコの引き取り費用に充てる

無人島であれば外部の環境とは完全に断絶されるから、近隣住民にも迷惑をかけることもないし、環境に悪影響も及ぼさないだろう。他にもっと情報が集まれば、その分アイデアも増える。

(堀江貴文/多動力より引用)

 

いままでたくさんの動物愛護・福祉に関する本を読んできたがこんな発想をしている人はいなかった。だから単純に凄いと思った。

ただ、この点に問題を挙げるとすれば、その無人島の生態系はきっと変わってしまうことになるということ。ネコを殺さないということのために無人島の生態系を壊す覚悟があるかどうかということは問われると思う。

このように検討すべき事項は少なからずあるが、多くの人に本気度を見せる意味でもこの方策は実施してみる価値があるかもしれないと感じた。

 

もうひとつ、今回の堀江氏の提案に対して言いたい事がある。今回の堀江氏の提案はは捨てられたネコを生かすための方策だが、捨てられるネコを減らす方策についても述べて頂きたいと感じた。

ペット産業という捨てられる生命を生み出すシステムを変えることが、不幸な命を生み出さない何よりの方策だと動物に愛情を持つ人の全員が認識しているからだ。

 

もしかしたらペット産業についても既に他の著作に述べられているかもしれない。ということで堀江氏の著作を読みあさることが決まった。

そこに記載がなければ、私から直接聞いてみたいと思う。本気で。