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社会問題(特に動物問題)と読書のブログ

知識人たちの効果的な読書の方法・本の買い方をまとめてみた

読書といえば自由気ままに行うものというイメージがあるかもしれない。

 

しかし、10冊以上もの読書に関する本を読みあさった私は知ってしまった。

知識人は我々よりももっと効果的に読書を行う共通した黄金律のようなものを知っていること。

間違いの少ない本の買い方を知っていること。

読書がもたらす効果の大きさ。etc...

 

そしてそれらを知識人のみに占有されてしまっては今後一生彼らに追いつけないこともまた知ってしまった。

しかし、幸運なことに多くの知識人たちは彼らの黄金律を我々に伝えてくれている。

多くの知識人たちが述べた黄金律を紹介したいと思う。

 

なお、本記事を書くにあたって文化庁が作成している『国語に関する世論調査』を活用させていただいた。

国語に関する世論調査内容

調査対象:全国16歳以上の男女

調査対象総数:3,473人

有効回答数(率):2,028人(58.4%)

 

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[目次]

 

参考にした知識人たち

外山滋比古

外山 滋比古(1923年11月3日 - )は、お茶の水女子大学名誉教授、日本の英文学者、言語学者、評論家、エッセイスト。文学博士である。全日本家庭教育研究会元総裁。

立花隆

立花 隆(1940年5月28日 - )は、日本のジャーナリスト・ノンフィクション作家・評論家。知りたいという根源的欲求は人間にとって性欲や食欲と並ぶ重要な本能的欲求であると位置づけ、その強い欲求が人類の文化を進歩させ科学を発達させた根源的動因と考える。その類なき知的欲求を幅広い分野に及ばせているところから「知の巨人」のニックネームを持つ。

佐藤優

佐藤 優(1960年1月18日 - )は、日本の外交官、作家。学位は神学修士(同志社大学・1985年)。同志社大学神学部客員教授、静岡文化芸術大学招聘客員教授。
在ロシア日本国大使館三等書記官、外務省国際情報局分析第一課主任分析官、外務省大臣官房総務課課長補佐を歴任。

茂木健一郎

茂木 健一郎(1962年10月20日 - )は、ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員、東アジア共同体研究所理事。。脳科学者。

成毛眞

1986年にマイクロソフト株式会社(日本法人、以下MSKK)入社。1991年よりMSKK代表取締役社長。
現在、HONZ代表、スルガ銀行株式会社の社外取締役や、様々なベンチャー企業の取締役・顧問などを兼職。早稲田大学客員教授も務める。

伊藤真

伊藤 真(いとう まこと、1958年6月14日 - )は、資格試験予備校伊藤塾の塾長。弁護士(法学館法律事務所)。法学館憲法研究所の所長。

 山口周

山口 周(やまぐち しゅう、1970年- )は、東京都生まれの日本の文筆家、経営コンサルタントである。慶應義塾大学文学部哲学科を卒業し、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程を修了。電通、ブーズ・アレン・ハミルトン、ボストン・コンサルティング・グループ、A.T.カーニーに勤務した。

本田直之

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役 シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQ上場に導く。現在は、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行う。 

 

多読であれ

これは間違いなくどんな本にも書いている。とにかく多く読んだ方が頭が良くなる。多読の有用性についてはわざわざ理論づけて説明するまでもないと思う。

だが、実際には1か月に本を1冊も読まない人の割合は47.5%にもなる。一か月に7冊以上読書をする人はわずか3.4%だ。

自分の読書量を増やしたいか?という質問に対しては増やしたいと回答した人が66.3%になるにも関わらず。

ここに読書に対する多くの人が抱えるハードルの高さを感じる。だが、逆に言うと月に数冊本を読むだけで他人と差をつけることが出来る。ニュースを見る人はたくさんいるけど読書をしている人は圧倒的に少ないからだ。

本が読む時間がないという人に送りたいのは、『時間がないから本を読むのではない。本を読まないから時間がないのだ。』という言葉だ。どの本に書いていたのか忘れてしまったけれども。

 

速読であれ

1冊5分これは佐藤優氏の超速読の場合だ。

他にはどんなに厚みのある本でも1冊1時間までと決めてしまっている知識人もいた。

「誰もが言うのが本には当たり外れがあるし、外れの本に多くの時間を割くのは時間の無駄以外の何物でもない。本は読み切らないといけないという先入観を排することが重要だ。」これも多くの知識人が言っていることだ。

また人が目的を持って本を読む場合には7%から11%しか必要な情報が含まれていないということも言われてる。

つまり8割以上はその人にとってあまり重要なことが書かれていないということになる。

だからもったいないと思わず、本を読み切らないという贅沢な方法を取ってみよう。7

もうわかったかと思いますが多くの賢人は、多読すべきで多読のためには速読が必要だと言っていますが、一般に世の中に認知されている『超スピードでページをめくっていく速読法』を推奨しているわけではない。

あくまでも情報の取捨選択を行い効率的に読書をすべきと言っているに過ぎないのである。

 

本を読む前に何を得たいかをイメージすべし

それだけで効果的に求める情報に対する感度が高まる。

そうすることであなたにとって必要な7~11%を見逃すことは無くなるだろう。

 

図書館では本は借りるな

本は読むだけでは自分のものにはならない。自分のものにするためには本を汚しながら使う必要がある。だから図書館で借りてはいけない。汚すということについては次に述べる。

 

本は汚しまくれ

「本はあらかじめ文字が書かれたノートだ」とこれも何かの本で書かれていました。だから、自分にとって必要な箇所には線を引くことを恐れるな、その時思ったことや感じたことを書きこむことを恐れるな。ともほとんどの本で書かれている。

実際、私も本に記入を始めてから読書の効果が圧倒的に高まったと感じている。

デメリットとしては、古本屋に持っていくことが出来なくなったが、そもそも本を売る気が無いので気にしていない。

あるいは、風呂場に持ち込むことをいとわない賢人もいた。

 

例外的に、成毛眞氏は本は宝物だから汚すなんてできないと仰っていた。

 

本は投資

自分への投資は裏切らない。この言葉もどこかで紹介されていた。

そして上手く使いこなせば何倍にもなって帰ってくると。

高所得者の多くが読書をしていることを鑑みると信用に足る言葉なのだと思う。

 

本を買うときは目次と中盤をみろ

基本的に知識人達はみな乱読だ。本屋に行って目についたものを手当たり次第手に取っていく。

そして、その本が読む価値があるのかどうか最初の篩になるのが目次だ。

目次を見て知っている内容が多ければ買わない。求めている内容がなければ買わないなどを判断していく。

そして、目次で気に入ったものがあれば次は中盤を見ろとのこと。

前書きや後書きは著者も編集者も力を入れている部分であるが、他方で中盤は少し手が抜かれがちだそうだ。だからこそ中盤を読み、内容に魅力があるものを手に取るべきだと述べている。誤字脱字がある場合は論外だそうだ。

逆にいえば前書きが面白くないものなど本の方が知れている。

実際、私も前書きを読むときが最もワクワクしている気がする。

少数派の意見だったが、帯に力が入っているものを買うと言う意見もあった。

 

書店に行こう

書店のいいところは乱読のタネが詰まっていることだ。ネットで本を取り寄せるよりもはるかに多くの本を目にすることになる。

そして、気になった本は片っぱから目次と中盤を見ていき、気に入った本があれば購入していく。

これは絶対にネットでは味わえない書店の楽しみ方だ。できれば自分の興味の薄い棚のところもうろうろしてみることが肝心だそうだ。

ちなみに私は乱読のために本のジャケ買いもたまにやってみる。

それに対して、ネット書店の使い方は欲しい本を迷わず買うときだと述べられている。

 

できれば大型書店に行こう

大型書店の何が素晴らしいかと言えば、品ぞろえもさることながら書店員さんの知識量が素晴らしいと多くの知識人が口をそろえて言う。

もし、自分がイメージする欲しい本があれば書店員さんに聞いたらよいと。きっと自分が巡り合いたかった本に出会えること請負だそうだ。

都内であれば、八重洲ブックセンター、紀伊国屋新宿本店、ジュンク堂池袋本店などがよく紹介されている。

私も個人的には八重洲ブックセンターとジュンク堂池袋本店は好きな書店だ。これは私が感じたことであるが、大型書店は本の見せ方が上手いのと、ベストセラーではないけど、その本屋が売りたい本というのがはっきりしているからだと思う。

もちろん、小さな本屋が持つ役割というものはあるが、知識人に近づくための読書をするためには大型書店に足を運んだ方が良いと考えられる。

  

まとめ

今回、読書の方法、本の買い方について学んだことの無い人にとっては有用な情報がいくつかあったはずだ。

どうかそれらを参考にして、今後の読書に役立ててほしい。

ちなみに私はこれらの読書法を実践した結果、サラリーマンをしながら、2017年5月の一ヶ月間で32冊の本を読むことが出来た。

先述したが、1カ月に7冊以上本を読む人は全体のわずか3%程度である。30冊オーバーとなるともっと数は少ないはずだ。比較的残業をしている私でもこれだけ読書が出来たのだから皆さんもきっと実践できるはずだ。

また、この記事を書くに当たって参考にした本を最後にまとめた。より深く読書について学びたいという人がおられたら以下の本を読んでみることをお勧めする。

 

参考資料

文化庁「国語に関する世論調査」

 

参考文献