満月なのでご紹介します。

社会問題(特に動物問題)と読書のブログ

東京都庁でミートフリーマンデーが始まっていた!これからはおいしさを求めるべき。

知らなかった。

 

祝!東京都庁、ミートフリーマンデー・ベジメニュー導入!(Tokyo Metropolitan Government launches Meat Free Monday veggie menu) | ミートフリーマンデーオールジャパン Meat Free Monday All Japan

 

昨日ニュースで小池百合子さんとポールマッカートニー(ミートフリーマンデーをバチクソに推進している)が東京都庁でミートフリーマンデーを実施すると言っていた。酔ってたので下のtwitterを見ただけかもしれません。あんま覚えてない。

個人的にもミートフリーマンデーが広がればと思っているので、ニュースを見ていた僕は、「うおおおお!」「百合子おおおお」「ポオルウウウウ」となってました。

 

ですが今日それをいろいろ調べていると「これ10月からもう始まってるやん。」ってなりました。「なんやってん昨日のニュース」「ちゃんと見とけよわい」って感じに今なってます。

 

ですが僕が知らないということはみんなも知らないのではないか(傲慢)と思い、今回の記事を書くことにしました。

 

ミートフリーマンデーとは

ミートフリーマンデーとは、週に1回、月曜日は肉を食べるのを控えようという運動です。

健康というよりも動物愛護や持続可能性を求めるために世界的に広まっている運動です。

ヴィーガンやベジタリアンではないが、肉の消費量を意図的に減らすという点ではフレキシタリアン的な観点を持った運動です。

フレキシタリアンという言葉を知っていますか? - 満月なのでご紹介します。

 

ポールマッカートニーというベジタリアン

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世界で最も有名なベジタリアンのひとり。

こういう言葉を過去に発言いるそうです。

"If slaughterhouses had glass walls,
everyone would be vegetarian.

"もし食肉処理場の壁が全面 ガラスだったなら、
みんな Vegetarian(菜食主義者)になるだろう。

 

僕はフレキシタリアンになってからポールがベジタリアンってことを知ったのですが、逆にポールのファンからベジタリアンになった人ってどれくらいいるんだろうか?そういう人がたくさんいたとしたら、やっぱりアーティストは人の生き方を変えられるくらいの影響力を持った素晴らしい人たちなんだなと思います。

余談でした。

 

個人的にポールマッカートニーがミートフリーマンデーを推進しているのはすごくいいことで、もし仮にポールが「ヴィーガンになろう」と呼びかけていたら僕たちの違和感も大きかったと思います。

やっぱりまだヴィーガンになろうというのは大衆(マス)に向けて大々的には届きにくい。そのことをポールは理解していると思います。

あとポールのやり方は暴力的じゃない。調べた限り、マスに向けてデモをするとかグロテスクな写真を見せるとかそういうことはしていない。もっとクローズドな信頼できる人たちとはそういうこともしているかもしれないけど。

そういうやり方にすごく好感が持てる。ライブ行こうって思ったもん。

また日本に来てくれよな!

 

日本でミートフリーマンデーが広がるために

ここからは日本の話。

日本人は食に対する意識が高い民族だと思います。少なくとも味覚にはプライドを持っている。

だからミートフリーマンデーで提供される料理は美味しくないといけない。というのが僕の考えです。

 

そこで重要になってくるのが材料です。

今は各食品メーカーがフェイクミートと呼ばれるものをたくさん出しています。

マルコメとか。

マルコメ ダイズラボ 大豆のお肉(大豆ミート) 乾燥ミンチ 100g

マルコメ ダイズラボ 大豆のお肉(大豆ミート) 乾燥ミンチ 100g

 

カゴメとか。 

カゴメ 大豆のお肉のミートソース 295g×4個

カゴメ 大豆のお肉のミートソース 295g×4個

 

 

ですがまだ『美味しい』レベルではありません。僕は好きでフレキシタリアンをやっているので『食べれる』レベルであれば問題ないのですが、これまで普通に肉を食べてきた人に抵抗感なくミートフリーマンデーを受け入れてもらう。あるいは、フレキシタリアンに移行してもらうためには、美味しくないといけないと思っています。

 

だから、フェイクミートのレベルはこれからどんどん上がっていきます。これは確信しています。

ちなみにアメリカでは見た目がほとんど肉と同様のインポッシブルバーガーとかビヨンドミートという見た目が完全に肉の製品が発売されています。

 

日本ではまだ食べれないのですが、これを食べた僕の友達は「見た目は完全に肉だけど、味は人工的で肉っぽくない」と言っていました。

やっぱり味についてはまだまだで、そして何よりアメリカ的な味付けは日本では受け入れられにくいと思っているので、日本の食品メーカーにもまだまだ参入の余地はあると思っています。

 

おわりに

動物愛護だけでなく、畜産が環境に悪影響を及ぼし持続可能性から程遠いものとして目を向けられるようになってきました。

これは僕はいいことだと思っていて、動物愛護というと関心度の低い人がいて反対する人もいそうですが、持続可能性というとあまり反対する人のいないように感じます。

だからそれに乗っかって、学校給食なんかもミートフリーマンデーとかやってみたらいいんじゃないかと思います。もちろん企業の食堂なんかでも。

 

これは肉をあまり食べないフレキシタリアンの僕の考えですが、「やってみたら意外となんでもなかった。」っていうのが正直なところです。だからたぶん普通に受け入れられると思ってます。

ただそれが継続されるためにはやっぱり美味しくないといけない。おいしさのレベルアップにこれからは期待したいと思います。