セカオワの動物殺処分ゼロプロジェクト『ブレーメン』の第一回収支報告が発表されました。
かねてから紹介させて頂いていたセカオワの動物殺処分ゼロプロジェクト『ブレーメン』の収支報告が発表されました。
過去の記事はこちらです。
セカオワが動物殺処分ゼロプロジェクト『ブレーメン』をスタートさせました。 - animal reading
そして第一回目の収支報告がこちらのサイトでされています。
寄付金総額が97,466,549円だったとのことです。
ほぼ1億円です!このお金は認定NPO法人ピースウインズジャパンに贈呈され、活動資金にしてもらうようです。
ピースウインズジャパンが目指しているのは以下の通りなので、これらの実現に向けて今回の寄付金が使われることと思います。
広島での「殺処分ゼロ」の維持、そして2020年までの全国的な「殺処分ゼロ」の実現に向け、ピースワンコ・ジャパンがこれから重点的に取り組もうとしているのは、以下の点です。
➀譲渡センターの新規開設
年度内に2か所を開設予定。さらに首都圏などで譲渡センターを増やし、他の保護団体にも活用してもらいます。
➁保護施設の拡充
各地域の状況に合わせ、必要なシェルターを新設/増築/改良、またはその支援を行います。
➂人材育成
ピースワンコ・ジャパンは10月にPRODOGスクールを開設しました。きちんとした知識を持って「殺処分ゼロ」に取り組む人材を輩出し、必要に応じて起業支援なども行います。
➃他団体との連携
全国で殺処分ゼロを実現するためには、各地域で活動する団体との協力も必要です。助成や共同事業を含むさまざまな方法で連携を図ります。
⓹保護犬・猫を迎えることをスタンダードにする啓発活動
ペットショップなどで販売される犬・猫は年間70万頭と言われています。一方、昨年度、殺処分された犬・猫は計8万頭余り。理屈上は8人に1人が保護犬や保護猫を選んでくれれば、殺処分はなくせます。保護犬・猫を迎えることが日本のスタンダードになるよう、啓発活動を行います。
目指されている内容もどれも素晴らしいですよね。
是非、今回の寄付がどのように動物たちを救ったのか、そのようなフィードバックをいつかセカオワにしていただけるのを楽しみにしています。
きっと支援した人皆のモチベーションになると思いますので。
それにしても本当に素晴らしい試みだったと思います。
実は今回のブレーメンプロジェクトに関する全てのこと、例えば、ライブのチケットを買うことも、グッズを買うことも、youtubeでheyhoを聴くことも全てが寄付に繋がっていました。このことは多くの方が知っていたことと思います。
にもかかわらず、ライブ会場でわざわざ募金をしてくださった方がいて、しかもその金額が100万円を超えたという実績は、今回のプロジェクトに共感し殺処分を廃止したいと思った人がかなりいたことの証明だと思います。
私自身はライブには行けなかったのですが、なんか本当にうれしかったです。
そして、なにより嬉しかったのはこの収支報告が第一回目と銘打たれていることです。
このセカオワが発信したブレーメンプロジェクトは影響力のすさまじいプロジェクトということが今回証明されたと思います。
だからこそ、この試みは絶対に継続して行ってほしいと思っていました。
一度きりの試みだとみんな忘れちゃうんです。だから今回のように大々的じゃなくてもいいので、収入の全額じゃなくてもいいので、ずっと継続して啓蒙していってほしいと思っていました。
そしたら、なんか追加公演やるみたいじゃないですか!!
これまた本当にうれしい限りです。
前も言ったかも知れませんが、私自身はセカオワの音楽はそこまで好きじゃありません。でも彼らの方向性はどのアーティストよりも好きです。
だからこそ彼らのファンであり、凄く応援しています。
音楽ファンとしてこのような応援の仕方もあるのかと自分でも驚いていますが、セカオワを応援することが、多くの人を巻き込みながら動物福祉を向上させることのできる最も効果的な方法の一つということは間違いないです。
これからも応援していきたいと思います。
セカオワの最新シングルはこちらです。