宇宙人に会いたい!そして、宇宙人の視点で地球の文化をアップデートしたい!
宇宙人に会えたら、地球はもっといい方向にアップデートされるんじゃないかと思ったので、その考えを書いていきます!
宇宙人にとって地球の生命とは何か。
昔に見た、世にも奇妙な物語のエピソードの中で覚えているものがあります。
超要約するとこんな感じです。
神様のような存在が人類の前にあらわて『願いを一つ叶えてやろう。』と言いました。
人類は色々争ったり考えた末に、やっぱり『願いなどいらない。』と述べます。(めっちゃ満足感のある表情で述べていたような気がします。)
平和に大円団を迎えると思いきや、直後、地上から消し去られてしまいます!!!(衝撃!)
実は、その存在は地球上の全ての生命に『願いを叶えてやろう』と言っていて、地球上の全ての生命の総意が『人間をこの世から消してくれ。Fuck you!!』というものだったのです。(若干僕の主観が入っています。)
子ども心に『なるほどなぁ』と思ったのを覚えています。
なぜ、こんな話をしたかというと、宇宙人視点で考えたときに、僕たちってどんな風に映るのかなと、ふと思ったからです。
(いや、実は星空を見上げるというロマンチックなことをしていたらそんなことを考えてみたくなりました。)
先ほど述べた、世にも奇妙な物語のエピソードでは、宇宙人(神様)のような存在にとって、地上の生命はどれも平等であることが暗に示唆されていました。
じゃあ、次は地上の生命の文化は宇宙人にどのように映るのかということを考えてみたいと思います。
宇宙人には地球の生命はどのように映るのか。
超人気SFの『星を継ぐもの』シリーズに登場する、ガニメアンという宇宙人が地球を『悪魔の惑星』と呼びます。
遠巻きに地球を眺めていたガニメアンは、『あんな生き物が生き物を食べるような地獄のような星には近づかないでおこうな。』と決意するのでした。
実際には、やむおえず地球に来ちゃうんですけどね。
僕たちはこの食生活があまりにも普通すぎて、生き物が生き物を食らうことに違和感を感じることはないですが、宇宙人から見るとそれは異常である可能性があります。
こんな風に、地球の文化の評価とアップデートをしてほしいんですよ。
だから宇宙人に会いたい!
つまり何が言いたいかというと、宇宙人に会って地球の常識をことごとく破壊して欲しいんです。実際、星を継ぐものでは、ガニメアンと地球人が出会うことで、様々なことが好転していきます。
もちろん、地球人よりも凶暴な宇宙人もいるとは思うんですが、文化レベルが上がるほど、暴力の量は減っていくと『暴力の人類史』に書いていたので、宇宙人は優しい種族がほとんどだ。というのがぼくの持論です。
だからこそ、ぼくは宇宙人に会いたいと思っていて、平和な文化をどんどん吸収すべきだと思っているのです。
まとめ
ぼくは、世にも奇妙な物語において地球上の生物の総意で人がこの世から消し去られてしまったことも、ガニメアンが地球を『悪魔の惑星』と称したことも、残念ながらいまだに大きな声で反論はできません。むしろ、共感できる部分も多くあります。
だから、皆さんはこの二つのエピソードをどう思うのか。ということを問題提起したくて、この記事を書きました。
また、この記事を書いたもう一つの理由は、『宇宙人視点で考える』ことの大切さを伝えたかったからです。
これは、宇宙兄弟の編集者である佐渡島さんがおっしゃっていることでもあります。
(詳しくは、『ぼくらの仮説が世界をつくる』という本を読んでみてください。)
普通に生きていると、常識の枠にとらわれてしまっていることが多々あります。例にあげたように、ガニメアンにとって生存競争は必須ではありませんでした。
そんな風に現代にまだ残っている僕たちの問題の多くを宇宙人の視点で考えていけば、何か得られるものがあるんじゃないかということを伝えたいと思いました。
参考文献
- 作者: ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿
- 出版社/メーカー: 東京創元社
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