満月なのでご紹介します。

社会問題(特に動物問題)と読書のブログ

暴力に対する嫌悪感を表明することはきっと大切だと思う。

また、動物虐待の事件が起きてしまいました。

猫ガスバーナー虐待で逮捕 52歳税理士の経歴と強気なワケ|事件|ニュース|日刊ゲンダイDIGITAL

 

殺された動物の無念さとか恐怖とか考えると悔しくて仕方ありません。

 

私が何年も前に、多分小学生くらいの時に知ったことがあります。それは日本の法律では、動物たちは生命としての価値は認められず、『もの』という捉え方をされているということでした。

私が幼い頃に思ったのは、『こんな法律間違っている』ということ。そして、『こんな法律変わるべきだ』ということです。その頃から日本の動物に対する捉え方はどれくらい変わったのでしょうか。

 

添付した記事にもあるように、現在の動物愛護法では動物虐待は罰金刑程度になることが多いようです。お金さえ払えば他になんの罰則もない。やっぱりこんなのおかしいんですよ。多分、それは多くの方が直感的に感じることだとも思います。動物が好きとか嫌いとかに関わらず。

ただ、今まではその違和感も嫌悪感も表明するのがすごく難しかったんです。私も子どもの頃は国会議員になるしかないと思っていました。でも、今はネットを通じて様々ことを表明できます。ネットでの署名などを通じて行政に声を届けることができます。

 

もし、直接的に何かできなかったとしても何かを表明することは民意を作っていくことになると私は信じています。

今回の事件でも、軽微な刑ではなく実刑判決にしてほしいという要請に4万件近くの署名が集まっています。

キャンペーン · 猫に熱湯をかけ、バーナーで焼くなどして虐待死させた、大矢誠容疑者を実刑判決に! · Change.org

 

今、動物への暴力に対する嫌悪感は今までにないほどに高まっていると思っています。だからこそ4万件近くの署名が集まったのだと確信しています。この機運はもっともっと高まっていくべきだと私は考えています。全ての動物にとって住みやすい国にするために。

そして、このような痛ましい事件が繰り返されないために。

 

2018年は動物の愛護及び管理に関する法律の改正が予定されています。

少しでも動物福祉が向上することを願ってやみません。

 

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