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クジラの歌

生物多様性の理解と動物福祉の向上を目指して。

【感想/異端のススメ】同質社会においては意識改革が一つのキーワードになると思う。【小池百合子、林修】

個人的にというか、東京都の動物殺処分ゼロを目指している小池百合子さんに興味があって、ものすごく期待もしています。

だから、築地市場の移転とかどうでもいいので一刻も早く小池百合子さんが理想とする東京都の姿を描いもらいたいと思います。

 

とはいえ、小池百合子さんがどんな人か知りません。

知らない人を応援するということは難しいし、正しく応援できるのかわからなかったので本を読みました。

なんか面白そうだったので、『今でしょ!』の林先生との対談【異端のススメ】を読みました。

 

異端のススメ

東大出身の塾講師の林修。

日本の大学を中退後、1970年代にカイロ大学を卒業した小池百合子。

 

異端たる二人が社会問題を論じ、夢を語り、自身の過去をさらけ出します。

 

本書は2013年に出版されたものであり、小池百合子さんが今掲げる動物殺処分ゼロというところに直接結びつくようなことは発見できませんでしたが、なんとなく見えた部分もあったので紹介したいと思います。

 

それでは、なぜ異端がすすめられているのか。まずその大前提の部分を紹介します。

 

世界の中でも高度のホモジニアス、同質社会の国、日本

ホモジニアス、同質社会。

一言で言うと、他の人と同じであることで心の安寧を見出すことです。

同質性が戦後日本の高度成長を牽引してきた。「あなた、お隣はテレビをお買いになったのよ。うちは?」「車、ピアノ・・・」という具合である。バブル現象もしかりである。皆と同じことをしていれば安心、という集団心理的現象である。

日本人ってそうみたいです。出る杭は打たれるとか言いますしね。レールを外れるという若いブロガーさんに辛辣な反応が多かったのも一つの例になりえるのかなと思います。

 

でも、その同質性だけで良かった時代は終わったとのことです。

『人と違う一歩を踏み出す勇気が日本を動かすかもしれない。』小池百合子

『この厳しい時代に合って、自分と向き合い、進むべき道を考えるにあたって、自分らしさを活かしやすいブルーオーシャンを探すべきではないか。』林修

 

すなわち異端を勧める理由は、同質性からの脱却が必要だと考えているからだと思います。

 

意識改革

そして、小池百合子さんが考える同質性からの脱却において重要なキーサードは『意識改革』なのだと思います。

 

小池百合子さんがこれまで行ったことの一つが「クールビズ」です。

真夏にギラギラと照り返しが来る道をネクタイとジャケットを着こんで汗を流しながら営業活動をしている人たちを気の毒に思ってきたとのことであり、その意識を変えたいとの思いからクールビズを実施したとのことでした。

次に狙っているのは働き方の意識改革で、残業ゼロを狙っているとのことです。

これらは、全て意識改革で行う。制度や予算の問題ではないと言い切っています。

 

これらから考えると、同質社会において何かを変えるために必要なことの一つが『意識改革』なのかもしれません。

 

殺処分ゼロに向けて

小池百合子さんは動物殺処分ゼロにむけてまず教育から行っていきたいと述べています。

教育とはまさに意識改革でしょう。

ただ、教育における意識改革は時間がかかります。

また、個人的には今の負の遺産を子どもたちに生産させるのもちょっと違うかなと思っています。今すぐにでも解決すべきだと。

でも、子どもを教育して親の意識も変わるならば大いに意味があるとも思います。

 

これからどんな意識改革が行われていくのか、注目していきたいと思います。

 

参考

紹介した本

異端のススメ

異端のススメ

 

 

大ベストセラーの嫌われる勇気も同質社会を考える上で役に立つと思います。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

前に書いた記事。

caffeyne.hatenablog.com